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原嶋元久

【インタビュー】原嶋元久 主演 映画『ギフテッド~フリムンと乳売り女~』公開記念インタビュー

原嶋元久 主演 映画『ギフテッド~フリムンと乳売り女~』
公開記念インタビュー

リゾート色の強い沖縄ではなく、沖縄の夜の街“松山”を舞台に、アンダーグラウンドでもがく男女を描いた、今まで見たことのない南国アングラ・群像ラブストーリー映画『ギフテッド~フリムンと乳売り女~』が5月19日(土)東京・渋谷イメージフォーラム、沖縄・桜坂劇場を皮切りに全国で公開する。主演・隼人役には映画初主演となる原嶋元久。作品のこと、これからの事など語ってくれた。

原嶋元久

先日舞台が終わりまして、今ほっとしているところです。ちょうど『ふらちな侍』で今までずっと連続していたお仕事が一区切りして、前の作品でもここがもっと足りないと思っていたり、ここをもっと挑戦してみようかなと思っていたことがようやくできる期間に入るので、そういう意味ではほっとしたのと、よしっていう気合が同時に来た感じですね。
殺陣やアクションがある作品が続いて、本当にアイディアややりたい事が止まらなくて色々な所で色んな事をさせていただきました。
『舞台イケメン戦国 織田信長編』では、僕が今までやってきた作品の中で初めての悪役、自分の黒い部分を出した作品でした。この作品の中で唯一原作にないキャラクターで、ゲーム会社の方々とお話をして僕がこだわりたい部分をぶつけてジャッジしてもらいながら色々話し合って創り上げていったキャラクターだったので、とても自由にやらせていただき思い入れがあります。
演出家やスタッフの皆さんに対してもそうですが、舞台を支えてくださる剣舞衆の皆さんにもたくさん手助けをしていただきました。
最後背中から落ちるシーンがありましたが、これは危ないし怖いだろうということで初めはなかったんです。でも是非やらせてくださいとお願いしまして、殺陣師の方はニヤニヤしながらやっていいの?っと(笑)危なくない落ち方や受け身を学び、こだわって出来た作品でとても印象深いですね。

原嶋元久

――もっと難しい殺陣に挑戦したくなったのでは?

やりたくなったことはとても多いのですが、それをできる肉体を準備するということが必要だなと最近とても感じています。『ふらちな侍』では殺陣の中でバク転をしました。数回であれば大丈夫ですが、これを何十回と重ねるとなると、いかに日頃自分の体をしっかりトレーニングしてメンテナンスをしなくてはいけないか、あらためて思いました。
色々な舞台を経験しいろんな人と出会って、こういうところは素敵だなぁとか、反面教師にする部分もたくさんあるので、まだまだやることは尽きないですね。

――舞台などが終わるとブログに長文を書かれています。ファンの皆様はとても嬉しいと思いますが、あれは自分の為でもありますか?

自分に必要な部分は自分だけのノートに書き留めています。ブログが長くなるのは指が止まらないから(笑)純粋に書きたくなっちゃうんです。僕は更新頻度が多くないので、書こうと思うと長くなりますね。 二十歳ぐらいの頃はこだわりをブログに書かなくてもと思っていたんです。でも書くことによってお客さまがまた楽しめると言ってくださって。僕も書くことが好きなので、それでまた楽しんでいただいて劇場に足を運んでいただけるのであればいいことだなって。

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