【レポート】舞台『曇天に笑う』製作発表会

曇天に笑う

舞台『曇天に笑う』製作発表会レポ、ファンには嬉しい撮影会も実施

五月晴れという言葉がふさわしい5月15日、舞台『曇天に笑う』の製作発表会が都内某所で行われた。チケット購入のファンも観覧出来るとあって会場は熱気に包まれていた。MCは日本テレビアナウンサーの安村直樹が担当。

実は観客には嬉しい”仕掛け”、普通に登壇せずに、なんと、しょっぱなからアクション披露、通路後方から全速力で登場、まずは細貝 圭演じる安倍蒼世の殺陣、「ドリャー!!」「ダー!!」の声、もう迫力満点、ここで稽古の成果を披露する、という趣向だ。続いて植田圭輔演じる曇 空丸と、百瀬 朔演じる曇 宙太郎の”弟コンビ”が舞台下手から登場、息のあった立ち回り、続いて松田 凌演じる金城白子が舞台に上がる、「まだ、まだ〜!!」、怒号が飛び交う緊迫感あふれるアクション、最後はもちろん、”お兄ちゃん”、玉城裕規の曇 天火が登場し、余裕しゃくしゃくの雰囲気で敵を倒し、”お楽しみ”シーンは終了した。

舞台中央には特製『曇天に笑う』の豪華な屏風、これがなかなかかっこいい。そしてスクリーンに原作者書き下ろしのイラストが映し出された。なんと、この舞台のために書かれたもので、劇場でも販売される、とのこと。ここはファンには嬉しい”お知らせ”だ。それから銀河劇場の渡辺社長が観客にご挨拶、「いち早く、舞台『曇天に笑う』の世界を感じて頂くためにこういった機会を設けました」とのこと。また、「30年前に僕が(演劇を)始めた頃は貧乏臭かったけど(笑)、今は……皆さん、かっこいいですよね!舞台の未来は明るいです。27日の初日までたくさん稽古します!」とコメントした。

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それから、先ほど殺陣を魅せてくれた5人と脚本の高橋悠也と演出の菜月チョビも登壇、ここからは楽しいトークのお時間。まずは脚本家の高橋が「今日は稽古の裏話が聞けるので楽しんでください」と挨拶、続いて菜月は「こんなに早く再演のお話を頂けるとは……原作の世界も素敵ですが、この5人の人生が作品を広げていくので、楽しみにしてください」と語った。それからキャストが挨拶、今回初参加の植田は「原作の素晴らしさと舞台の素晴らしさは違うんだと思います……しっかり仕上げていきたいです」とコメント、同じく初参加の松田は「こういう機会があって嬉しいです。人間が演じることによって新しい世界観が生まれると思います」とコメントした。初演の感想は?というMCの質問で脚本の高橋は「呼吸困難になる舞台でした。チョビさんはエネルギッシュで、殺陣も凄いし、役者さんの呼吸……自分の息も荒くなって、怒濤のようなお芝居で、3時間、息止めてたんじゃないかっていうくらいでした」と作品を評した。その疾走感と濃密さは舞台『曇天に笑う』ならではであろう。菜月は「実はこういう原作モノは初めてだったんです。自己満足な演出ではダメだと。(皆さんに)全力で魅力を全部出してもらおうと……」とコメント。物語の設定は明治十一年、まさに新しい時代の幕開き、そういった時代背景もあり、エネルギーに満ちたストーリー、演出する側の苦労と面白さ、再演も期待値は高い。

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続いてMCから、「せっかく皆さんお揃いなので、お互いの印象は?」という質問が出た。まず玉城から見た植田の印象は「若いのにしっかりしてる!」のコメントに植田は「恥ずかしいですね」と照れまくり。植田から見た百瀬は「若いし、エネルギッシュだし、ふざける時は凄くふざける、可愛いな〜。お菓子やご飯あげまくってるんでPetですね(笑)」と言えば百瀬は「ハイ!Petです、ありがとうございます!」、このやり取りに観客から思わず、笑いが起こり、他の登壇者もこれには大笑い。百瀬から見た細貝はなんと「精神年齢は同じです!」ちなみにこの2人、10歳程、歳が離れている模様。細貝から見た松田は「初めまして、なんです。凌は綺麗な顔をしていますが、笑った時の顔が〜」ここで松田が笑いながら顔を後ろに向けたので、ここでも皆大笑い。また「ボケたりした時が凄くいい!」と絶賛、松田は「思わぬ汗が(笑)」のコメントにキャスト始め、皆、大きくリアクション。それから松田から見た玉城、なんと松田の口から「これと言って……」、思わず、玉城は松田に向かって「今からアピールしていい?」と立ちあがり、会場は爆笑の渦に。

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一呼吸おいて松田は「これ以上安心感のある役者はいない、役者から信頼される役者さんです」とコメント。それから記者から稽古場エピソードを、とリクエスト。ところが、ここで稽古の様子を実演することになり、驚き&美味し過ぎる展開に観客は大喜び。1人が「緊張!」「脱力!」と言い、もう1人がその声に合わせて動くが、ここで観客はさらに大ウケ状態に。菜月によると”この稽古”で全身の”息”をコントロール出来るようになる、とのこと。身体全体で”呼吸”する、なかなか出来ないことで感嘆の声が上がった。松田からは「この作品は殺陣が重要なのですが、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)の皆さんが誰よりも動いてて、凄い熱量が上がる、役の想いとか印象を殺陣にのせる、どういう芝居をするか、注目ポイントです」とコメント。また、玉城が菜月の稽古場での一面を披露、「稽古しててチョビさんは厳しいこと言ってて、それでいて可愛らしい部分もあって、サンドイッチ食べる時に縮じこまって(食べるマネをしてみる)食べる、好きです!そういう愛らしいところを見るとついていこうと思います!」といい菜月が終始、照れまくりの場面もあった。百瀬は「お腹が空いてくるのでお菓子食べて、食べ過ぎて見張られています」とコメント、隠れてカップヌードルを食べた話も飛び出た。

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このまま、楽しいトークが続くといいな〜というところで、残念ながら時間となり、玉城裕規から「体力、人間力を使うので……改めて愛にあふれている作品だな、と。120%の力を出さないと伝わらない、アニメ、マンガとは違う舞台『曇天に笑う』を楽しみにしてください!」と元気よく締めてくれた。なお、報道陣のフォトセッションの後、なんと観客の”撮影タイム”が設けられた。皆、カメラを持って舞台の方に、ファンサービス満点の製作発表会であった。

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[出演]
玉城裕規 (曇 天火[曇天三兄弟の長男])、植田圭輔( 曇 空丸[二男])、百瀬 朔 (曇 宙太郎[三男])、細貝 圭 (安倍蒼世[犲隊長])、 入来茉里 (佐々木妃子(犲隊員)) 、福井博章( 鷹峯誠一郎[犲副隊長])、 横山一敏(犬飼善蔵[犲隊員])、 蒼山真人( 武田楽鳥[犲隊員])、今奈良孝行( 赤松一郎太[山賊])、秋元龍太朗 (青木弥二郎[山賊])、兒玉宣勝( 織田千代長[獄門処看守長])、仁藤萌乃( 錦[町娘])、橘輝(大吾[町人])、小澤亮太( 風魔小太郎[獄門処の住人])、松田 凌( 金城白子[風魔一族の生き残り])、 藤木 孝( 岩倉具視[犲の創設者])

[公演データ]
原作/唐々煙(マッグガーデン刊)
脚本/高橋悠也
演出/菜月チョビ
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東京公演
2016年5月27日~6月5日
天王洲 銀河劇場

大阪公演
2016年6月10日~6月11日
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
http://www.vap.co.jp/dontenniwarau/theater/

©唐々煙/マッグガーデン
取材・文・撮影/高浩美

■過去リリース情報
http://25news.jp/?p=1292

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