【映画】第29回 東京国際映画祭、華やかに開催

東京国際映画祭

第29回 東京国際映画祭、華やかに開催

東京国際映画祭は日本で唯一の国際映画製作者連盟*公認の国際映画祭、2016年の今年、29回目を迎える。今年も多くの作品が上映される。現在はアジア最大級の国際映画祭となり、東京に国内外から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが感動と才能に出会い、交流の場にもなっている。国際的な審査委員によってグランプリが選出される「コンペティション」には2015年には86の国と地域から1409本もの応募があり、注目度は高い。

今回の目玉企画のひとつにアニメーション特集「映画監督 細田守の世界」があげられる。東映アニメーション時代に手がけた初監督作品「デジモンアドベンチャー」から、「スタジオ地図」設立後に発表した近年のヒット作まで、映画に情熱を注ぎ続ける細田守監督の軌跡をたどるラインナップとなっており、見逃せない。
また、昨年設立した日本映画界への貢献が目覚ましい方々へ贈る “ARIGATŌ(ありがとう)賞”は社会現象になるほどの大ブームを巻き起こしている「君の名は。」の新海誠監督、様々な映画に出演され、今最も注目を集めている女優・高畑充希さん、デビュー当初から日本映画界の第一線で活躍している妻夫木聡さん、国内外に高い人気を誇るキャラクター、ゴジラに贈られることが決定している。

10月25日、華やかなオープニング、すっかり恒例となったレッドカーペット、そして最後に審査員会見があった。審査委員長のジャン=ジャック・ベネックス監督、そしてメイベル・チャン監督、俳優のヴァレリオ・マスタンドレア、プロデューサーのニコール・ロックリン、平山秀幸監督が登壇した。

「好きな作品は?」の質問にジャン=ジャック・ベネックス監督は『スポットライト 世紀のスクープ』を挙げた。理由は「観客に質問を問いかけ、勇気を持って、言う必要があることを示す作品だから」とコメントした。

イスタンブールから来日した記者から「素晴らしいメッセージの作品、そういう作品が少ないのは何故でしょうか?」という質問が出たが、それに対して「映画人にとって、自由は大きなもの。われわれは自由な国からやって来ましたが、自由な国の中でも大変なのです」とコメント。そして「本当に自由に語ったら大変」と語った。さらに「メッセージ性に富んだ作品を作るのは、とても難しく、勇気のいること。そういった作品を作れば殺されてしまいます」と力強く語った。そして「偏見なく、真っ白な状況で目はしっかり開いて映画を観たい」とコメントした。
審査員は皆、親日家のようで、特にベネックス監督は富士山に4回も登ったことがあるそう。メイベル・チャン監督も「歳を取らないうちに富士山に登りたい」とコメントした。
映画祭は11月3日まで行われる。

http://2016.tiff-jp.net/ja/

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