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オーバーリング・ギフト

【3.0リポート】『オーバーリング・ギフト』

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ゲネプロ後、囲み会見に登壇したのは、風間由次郎、猪塚健太そして楽曲担当の杉本雄治の3人。
インタビュアーからの「公演当日の気持ちを」という質問に、風間は「一人では何もできなかった。皆のおかげ。これが初めての作品なので、厳しい言葉も言ってもらいたいが、自分の挑戦が、新しい事をしようとしている人のきっかけになれば」と。
杉本は「由次郎さんの冒頭の挨拶が一番緊張した」と記者を笑わせつつ「僕も(ミュージカル楽曲を)全曲担当するのは初めてだったので、すごくスリル感を味わいながら作らせてもらった。役者の皆さんの演技を見ながらインスピレーションを得て、満足いく作品が作れたと思う。このミュージカルが僕の経験値にもなるし、皆さんの心にも残れば嬉しい」。猪塚は「今回由次郎からミュージカルをやりたいと聞いた時、彼のダメな部分とかが予想ついたので、そこは僕が仲間として手を支えられたら…女房役?(笑)そんなつもりで作ってきた。でも最終的にはそれを感じてくれた他のキャストやスタッフも手を貸してくれて。一丸となったパワーのある作品になったんじゃないかと思った」と答えた。
杉本の楽曲に関しては、猪塚が「由次郎、ここちょっと足りないんじゃない?って思う所も、杉本さんの楽曲が入ってくれることによって埋まったというか、さらに上にいったというか。音楽っていいなと思った。ただ、(杉本の仮歌が凄すぎて)これをもっと超えてお客さんに届けないとな、と逆にパワーになった(笑)」。それに対して風間も「あれ以上うまく歌えないよな(笑)」と、笑いを誘っていた。
終始、お互いをほめごろしたり突っ込んだり、同じ事務所、同じ劇団ならではのメンバーの仲の良いやりとりが、ほほえましい会見となった。

上演は6/25(日)まで、DDD青山クロスシアターで行われる。
詳細はオフィシャルサイトまで。
http://www.amuse.co.jp/stages/org/

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