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映像宇宙アクション「LADY OUT LAW!」

【レポート】矢島舞美主演舞台「LADY OUT LAW!」制作発表・公開稽古レポート

9月14日(金)上演舞台「LADY OUT LAW!」の制作発表・公開稽古が行われた。

2018年8月28日(火)都内にて舞台「LADY OUT LAW!」の制作発表・公開稽古が行われた。舞台「LADY OUT LAW!」は、都内でも数少ない円形劇場である品川プリンスホテル クラブexにて9月に上演予定。ステージを”宇宙船”に見立て、360度どの角度からも楽しむことができる作品だ。ヒロインは、アイドルグループ『℃-ute(きゅーと)』の元メンバーであり、現在は女優として活躍する矢島舞美が務める。他にも、味方良介、鈴木勝吾、小野健斗、松井勇歩、増子敦貴、日比美思、神尾 佑らが出演。脚本は俳優としても活躍する池田純矢が、演出はつかこうへい作品や数々の話題作をプロデュースする岡村俊一が手掛ける。ここでは上演に先立って行われた制作発表の様子をお届けする。

本作は、第三次世界大戦により地球を捨てた人類が築き上げた『宇宙ステーション』が舞台。公開稽古では劇中の2シーンを披露し、殺陣やアクションといった熱い戦いが繰り広げられた。

映像宇宙アクション「LADY OUT LAW!」

公開稽古終了後の制作発表では、出演者と脚本家・池田純矢が登壇。舞台「LADY OUT LAW!」に対する思いを語った。

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脚本を手掛けた池田は、近年の”実写化ブーム”に触れ「この作品は、オリジナルストーリーです。原作のある作品が多いなか、このように完全オリジナル作品をやらせていただけて、本当に幸せです」と述べた。また、ヒロインを務める矢島に対し「かわいい女の子がびしょびしょになるというのはたまらないものなのではないかと思います」と発言し、出演者陣からは突っ込みの嵐が起こった。

主人公を演じる矢島舞美は「主人公を演じます、矢島舞美です。わたしは体が半分機械という役どころ。ひとりで10年いろいろなものを背負って戦ってきた、内面的にも肉体的にも精神的にも強い女性の役なので、かっこいい役ができるよう、頑張りたいと思います」と述べた。

続いてステーション・ユートピアで保安官を勤める青年役・味方良介は「保安官を演じます、味方良介です。先ほど池田さんがいっていた『女の子がびしょびしょになるのはいい』という発言を受けまして、”かっこいい男の子がびしょびしょになる姿”を見せたいと思います。よろしくお願いいたします!」と池田の発言に重ね、笑いをとった。

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スラム出身の子ども3人組・ボロを演じる鈴木勝吾は「スラム出身3人組のリーダー役、ボロを演じさせていただきます。シリアスなお話が進んでいくなかで、お客様がほっとできる3人組として存在できたらいいと思っています。きょうは宜しくお願いいたします」と語った。

同じく、スラム出身の3人組・クズを演じる松井勇歩は、声を枯らしてしまったそう。「こんな大事な日に、声を枯らしてしまいました。まずは、声を万全にして、作品のために全力で走り抜けたいと思います」と決意を表した。

スラム3人組で最年少だというチリ役・増子敦貴は「僕はスラム出身の3人組の弟分ということなのですが、クズとボロに精一杯ついていって、声を出して頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」と語った。

続いて、孤児院の子どもであり保安官の妹役を演じる日比美思は「保安官の妹ということなんですけど、本当の正体は何なのか、楽しみにしていただけたらと思います」と話した。

大司教に最も近しい側近を演じる小野健斗は、公開稽古中の殺陣シーンに触れ「先ほど観ていただいたように、殺陣もあるので(矢島)舞美ちゃんと一緒に頑張っていきたいと思います」と語った。

最後に、最年長である神尾 佑は「一番偉い大司教役を演じます、神尾です。今回は僕の中で衝撃がありまして……」と出演者陣の年齢について言及。「全員”平成”生まれで、僕だけ”昭和”生まれです。最後の砦として頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。

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続いての話題は、終盤に入ってきた稽古へ。ヒロインを演じる矢島舞美は「必死に食らいついていっている状態なんですけど、キャストの皆さんがアドバイスをくださったり、殺陣ができるまでお付き合いしてくださったり……」と出演者陣へ感謝の気持ちを述べ、「皆さんに助けてもらいながら、いい舞台を作れるようにがんばっていけたらと思っています」と締めた。

また、舞台「熱海殺人事件」「新・幕末純情伝 FAKE NEWS」など、演出を手掛ける岡村と組むことの多い味方良介は「今回は(岡村の)また違った面を知った」と回答。稽古を振り返り「スピーディーで、深くて、でもシンプルで。新しい感覚がみんなに伝わっているのかなと思います。正解とかはないと思うんですけど、みんなが出し合ったものが日々積み上がっていくおもしろい時間を過ごしています」と話した。

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脚本を手掛けた池田は、演出家・岡村より直々にオファーされたそう。本作に込めた自身の想いについて「かなりお客様に対するメッセージというか、ぶつけたいものを練りこませていただいたんですけど」と前置きし「観ていただくお客様が考えて深く考察して……ということはもちろんそうなんですけど、やっぱり目で観て、音で聴いて、楽しいエンターテインメイトであるというところは崩さないようにしました」と回答。

最後は主演を務める矢島より「あと2週間で本番がはじまりますが、この作品を観て、日頃の生き方や意識が変わったと言っていただけるように、わたしたちもスタッフ・キャストみんなで力をあわせて熱い舞台を作っていきたいと思います。ぜひ、魂のぶつかり合いを観にきてください」と締められた。

舞台「LADY OUT LAW!」は2018年9月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブexにて上演。一瞬たりとも見逃せない”魂のぶつかり合い”を見届けていただきたい。

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