舞台「モノノ怪~化猫~」

【レポート】舞台「モノノ怪~化猫~」本日開幕!

2023年2月4日(土)東京・飛行船シアターにて、舞台「モノノ怪~化猫~」が開幕。

2007年7月にTVシリーズとして放送され、スタイリッシュなキャラクターデザインに、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生みだし話題となったアニメ「モノノ怪」。
薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚を紡ぎ、多くのファンを魅了。2020年に行われた、ノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005~09年度制作部門)にて、堂々の第1位を獲得。放送から15周年たった今もなお根強い人気を誇っています。

本作での演目は、アニメ「モノノ怪」シリーズ化のきっかけとなった「怪~ayakashi~」より「化猫」。主演の薬売り役を荒木宏文さんが務めます。

本稿では、囲み取材でのキャストコメントと併せてゲネプロの様子をお届けします。

舞台「モノノ怪~化猫~」

左から:ヨリコジュン、白又 敦、大平峻也、荒木宏文、岡田夢以、水原ゆき、中村健治

薬売り役:荒木宏文

やっと劇場に入って、テクニカルな部分を確認し、完成が見えてきたところです。千秋楽まで常に高みを目指し、改善できるところはどんどん改善して模索しながら最高傑作目指して演じていきます。
僕が演じる薬売りは、こうした見た目だけど“人間”らしいです。
監督から「薬売りは食べない、寝ない」という2つの条件を聞いた時、自身のことを人間だと言っているキャラクターの説明があるのにも関わらず、食べる姿と寝ている姿が世に出ていない。ここに何か理由があるんじゃないかなと思っているので、それをお客さんが想像出来るように、答えを全部見せるのではなくて、そういった面もあるよというのを踏まえた上で人間を演じるようにしました。アニメを全て観ていたとしても、まだ答えが見つかっていないと思うので、何かヒントになるような表現を、舞台に立っているからからこそ、アニメではカット割りで映っていない所でも僕らはずっと生き続けなきゃ成立しないので、セリフを言っていない時の佇まいに注目してみていただけたらと思います。

珠生役:岡田夢以

素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんの中で重みのある役どころを頂き、少しプレッシャーもありますが、ご観劇いただく皆さんに最高に面白かったと言っていただけるように精一杯演じさせていただきます。

坂井伊行役:大平峻也

海外からも愛された「モノノ怪」の世界。キャラクターがお客様の心を捉え、原作ファンの方にも、初めてこの作品に触れる方にも楽しんでいただけるように、全身全霊で坂井伊行を演じたいと思います!
この舞台を観た後、きっと僕は恨みを買われる役だと思いますので、夜道に気を付けながら帰りたい思います(笑)。

加世役:水原ゆき

漫画、アニメと幅広いファンがいると聞いていたので、舞台版はどういうふうに「モノノ怪」の世界が表現されるか楽しみにしていました。
キャストの皆さんやパフォーマーの皆さんは勿論、映像や照明など合わさり空間ごと楽しんでいただける作品になったと思います。ハツラツと元気に頑張っていきたいと思います!

小田島役:白又 敦

人気があり、アニメーションで幻想的に描かれている作品なので、舞台に落とし込んだ時にどういうふうになるのか注目していただければと思います。主演の荒木さんをはじめ、大先輩方とこうして共演出来ることも僕にとってはすごく貴重な機会なので、一公演一公演を大事に演じたいと思います。

演出/映像:ヨリコジュン

この作品を作るにあたり、監督と色々お話しをして勉強させていただきました。どういう想いでこの作品を作ったのかということを、荒木くんに共有しながら稽古をさせていただきました。監督に「良い意味で、どうしてもやっては駄目なことはありますか?」と聞いた時、「薬売りは食べない、寝ないよ」と2点だけ言われ、それが僕らのいいプレッシャーになって、それだけ言ってくれる器の大きい監督に対してどんなものを見せるのかと、限られた時間の中でディスカッションを重ねて作ってきました。僕らが一丸となって「舞台版はこうだよね」というものを模索しながら一生懸命芝居を作ってきたところを、観ていただきたいです。

アニメ監督:中村健治

今日初めて、皆さんがこうして衣装を着て立っている姿を見て「ヤバい、立体になってる!」と、感動しました。ヨリコさんとは何度か打ち合わせをさせていただいて、みんなで意見を出し合って、悩みながら考えて進んでいると聞いてすごく良いことだなと思いました。アニメはアニメ、舞台は舞台で、正解は重なっているけど少し違ったりもしている。逆に、その違いが無いと面白くないので、そこを僕自身も楽しみにしています。

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

舞台「モノノ怪~化猫~」

公演概要

舞台「モノノ怪~化猫~」【タイトル】 舞台「モノノ怪~化猫~」

【演出】 ヨリコ ジュン
【脚本】 月森葵

【出演】
薬売り 荒木宏文

珠生 岡田夢以
坂井伊行 大平峻也/大重わたる
加世 水原ゆき
坂井伊國 伊藤裕一
小田島 白又 敦
勝山 西 洋亮
笹岡 遠藤拓海
さと 伊藤わこ
坂井伊顕 高山猛久
坂井水江 新原ミナミ
弥平 中村哲人
坂井真央 波多野比奈

パフォーマー 川村理沙/肥田野好美/大橋美優/鈴木彩海(G-Rockets)
※大平峻也・大重わたるは全公演出演致します

【STAFF】
美術:乘峯雅寛 技術監督:寅川英司 舞台監督:松澤紀昭 音響:SING_O_WORLD 照明:大波多秀起
映像:ヨリコジュン 小道具:平野雅史 衣裳:瓢子ちあき ヘアメイク:新妻佑子 ネイル:杤尾萌歌
HP:遠藤嘉人(EAST END CREATIVE)
宣伝デザイン:羽尾万里子(Mujina:art) 宣伝写真:渡邉和弘
演出助手:竹内貴香
制作:赤堀一美/ 原美幸/ 來生藍 制作協力:上野志津華(KURAN)
プロデューサー:下浦貴敬

【日時】 2023 年2月4日(土)~15 日(水)
【会場】 飛行船シアター 〒110-0015 東京都台東区東上野 4-24-11

【チケット販売】
チケット料金 S 席 特典付き 13,000 円 ⇒S 席特典アクリルスタンド(薬売り)1 種
S 席 特典なし 11,000 円
A 席 7,500 円
(全席指定・税込) ※未就学児入場不可

【チケットに関するお問合わせ】 ローソンチケット:https://l-tike.com/contact/

【主催】 ツインエンジン/Office ENDLESS
【制作】 Office ENDLESS

【公演のお問合せ】 公演事務局: info@officeendless.com(平日 10:00~17:00)
※お問い合わせは 24 時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので予めご了承いただけますようお願い申し上げます。

【公式 HP】 https://officeendless.com/sp/mononoke_stage
【公式 Twitter】 @mononoke_stage ハッシュタグ「#モノノ怪」「#モノステ」

<舞台「モノノ怪」 あらすじ>
「人の世ある限りモノノ怪あり」。
古より人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となり人に災いをもたらす。
このモノノ怪を斬ることができるのはこの世で唯一退魔の剣。それを使い諸国を巡りモノノ怪を斬る薬売りの男がいる。
人の心を救いながら薬売りは旅を続ける。

©舞台「モノノ怪」製作委員会

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